虫歯予防は0歳から始めましょう!
お子さんの虫歯ゼロを達成するためには、0歳からの虫歯予防が必要となります。乳歯列の完成が3歳くらいなので、0歳からはさすがに早すぎるのでは?と思われる方もいらっしゃることでしょう。
けれども、虫歯菌は最初の乳歯が生える生後6~8ヵ月くらいから感染のリスクが生じます。家族内で食器を共有したり、キスなどのスキンシップを行っていたりすると、赤ちゃんのお口の中に虫歯菌が住み着いてしまうのです。
そこで重要となるのが一緒に暮らすご家族も含めた虫歯予防です。今現在、虫歯がある人はもちろん、これからの虫歯を予防するためにも、ご家族全員が歯医者さんを受診するようにしてください。
虫歯菌はうつります!
お子様の虫歯菌のほとんどが親御さん、祖父母、ご兄弟由来であることが分かっています。昔ほど口移しで食べ物をあげることは少なくなってきたと思いますが、やはり周囲の大人からの感染で有ることには違わないので、家族みんなで子供の口腔内環境を整えて下さい。
とくに注意が必要なのが生後19~31カ月にかけての1年間です。この時期は子供のお口の中の「感染の窓」が開く時期として有名で、普段以上に虫歯リスクが高まります。逆に、この時期を虫歯にならずに乗り切ることができれば、その後の虫歯リスクを大きく下げられることがわかっています。
子供の歯周病が急増中!
一生懸命な親御様のおかげで子供の虫歯はかなり少なくなって来ました。有難うございます!しかし、虫歯にならない事で歯磨きをする習慣がない子供や磨き残しが多い子供が多いように思います。虫歯にならない子でも歯周病にはなってしまうため、歯磨きは必要です。
歯医者さんへの苦手意識を生まないために
当院では、お子様に歯医者さんを好きになってもらえるように、痛みの少ない虫歯治療に取り組んでおります。
痛みの少ない虫歯治療
お子様は痛みに対して敏感ですので、虫歯をいきなり削るようなことはいたしません。まずは歯医者さんに慣れてもらうことから始めて、頑張れそうであれば具体的な治療へと移行します。
虫歯治療で最も強い痛みを伴う麻酔処置も、当院では刺激を最小限に抑えた4つのステップで施術いたします。
表面麻酔(麻酔注射のための麻酔)
歯茎にジェル状の麻酔薬を塗って感覚を麻痺させ、麻酔針を刺入した時の痛みを軽くします。
麻酔液を温める
麻酔液を体温付近まで温めることで、組織に対する刺激を軽減します。
極細の針を使用
注射には「33G」という極細の針を使用します。細い針ほど、注射の時の痛みが軽くなります。
電動麻酔器による薬液の注入
一定の速度で薬液を注入できる電動麻酔器を使うことで、注射の時の痛みや不快感を最小限に抑えられます。
お子様の歯並びの治療もお任せください
ひめみやさくら歯科矯正歯科では、子供の歯並びの治療にも対応しております。「インビザライン・ファースト」というマウスピース型矯正装置を使った方法で、お子さんの出っ歯や受け口、乱ぐい歯などを改善します。
インビザライン・ファーストのメリット・デメリット
メリット
- 装置が目立たない
- 食事と歯磨きを普段通りに行える
- 矯正に伴う痛みが少ない
- スポーツや楽器演奏も続けられる
- あごが成長する力を利用できる
インビザライン・ファーストは、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期に適応されるものなので、あごが成長する力も利用できます。歯並びを細かく整えるだけでなく、骨格の異常も改善できるため、顔立ちも健やかになります。
デメリット
- 1日20時間以上の装着が必須
- 装着中は水のみの摂取
※スポーツ飲料やお茶は摂取した後必ずお口を水ですすいでください。
こうした点を理解した上で矯正に取り組まなければ、歯並びの治療が失敗に終わってしまうため注意が必要です。
歯やお口の健やかな発育は食事から!
歯やお口の健やかな発育は、虫歯の治療や予防、歯並びの矯正だけでは十分に達成されません。毎日の食事の摂り方や成長に必要な栄養素などを正しく理解するための「食育」「栄養指導」が重要となります。当院ではそうした食生活の面からもお子さんをサポートいたします。
お口のお悩みは気軽にご相談ください
乳幼児期から学童期にかけて、お子さんのお口の中は劇的に変化していきます。その変化に不安や疑問を感じたら、いつでも当院までご相談ください。子供の虫歯や歯茎の異常、歯並びの乱れなど、どんなことでも構いませんので、私たちにお話しいただけたらと思います。