抜去歯を用いてセラミック治療の様子を再現してみました。
動画はこちらをご覧ください*苦手な方はご視聴をご遠慮ください
目次
セラミック治療がうまくいくコツ!
セラミック治療やセラミック矯正は歯科の教科書にはないてもと統合的な分野の治療です。全ての基本的な治療が出来た上で行わないとただ削って上手な技工士がセラミック作ってセットして終わり,なんてもことあるかもしれません。しっかり虫歯の治療・神経の治療・土台の形成・型取り・セラミックの形の指示(特に歯茎との接着部分の形)まできちんと行う必要があります。決して上物の綺麗さ=歯科医師のうまさではありません。それは技工士さんが上手なんです。
セラミックはこうやって治療する
まずは診査診断からどこまで虫歯がひろがっているか,神経まで侵されていないか 歯の根に膿はあるか否かどのような被せもにするのか,クラウンかオーバーレイか等,ゴールから逆算して考えていつもカウンセリグする様にしています。
虫歯治療と神経治療
ラバーバムを行い神経の部屋が唾液等で汚染されないように保護します。虫歯を取り切ると神経のお部屋まで到達しているので神経の中もしっかり綺麗にしていきます。
神経治療をしっかり行うことが大切です。
当院ではBio-Cシーラーを使用して(自費神経治療のみ)根管治療を行います。白いお薬が根の先までしっかり到達しているのがわかります。
神経治療を終えて土台を作りました
ここでもしっかりご自身の歯の部分と材料が隙間なくしっかりと密着していることが大切です。
スキャンまたは型取りしてセラミックを作ります
セラミックをはめて完成です
こちらのモデルは周りの歯がとても白くセラミックが黄色く暗く見えますが,実はこれ日本人の平均色のA3というお色味のセラミックです。
監修者情報
歯科医師 井沢一樹
国立鹿児島大学歯学部 卒業(首席)
名古屋大学医学部附属病院 歯科口腔外科
聖霊病院 歯科口腔外科
湘南歯科クリニック 心斎橋院 名古屋院
ひめみやさくら歯科矯正歯科 開院