入れ歯の悩み

1 保険の入れ歯と自費の入れ歯は何が違うのですか？
2 保険の入れ歯
3 自費の入れ歯
4 高くても良いものを
5 監修者情報

保険の入れ歯と自費の入れ歯は何が違うのですか？

使用する材料や入れ歯の設計が異なります。そのため費用も異なります。

保険の入れ歯

保険の入れ歯のメリットは費用が安いということです。使用できる材料は国が決めています。基本的には６ヶ月以上空いていれば保険医療機関であれば製作可能です。ですが安いのでお口の中にピッタリ良いものができるかと言われるとそうではないことが多いと思います。よく「入れ歯が合わない」「カパカパする」など聞きませんか？お口の中はとても繊細で敏感な所です。お費用だけで作って合わないものを調整して。。本当にお食事や会話が楽しめていますでしょうか？何度も痛い思いとしながら歯科医院に調整に通って。。QOLは低いような気がしてなりません。

一般的な保険の入れ歯です。使用できるのはエーカースという形の歯を掴む金属部分と樹脂製の歯とピンクレジンです。

メリット　安い、一定水準のものは保険医療機であれば製作可能

デメリット　合わないことが多い　耐久性低い　審美面ではクオリティー低い　　

自費の入れ歯

自費の入れ歯には使用する材料、形、歯の素材などに制限はございません。歯科医師とお客様で決めていけます。お一人お一人にあっったようにデザインし設計するため、お客様のお口にピッタリ合うことが多いです。また使用感もかなり良いものが出来ます。

自費の入れ歯は金属を使用しなかったり、逆に金属にして異物感を少なくしたり、強度をあげたりします。

メリット：装着感がよく、よく噛める。異物感が少ない。調整が少ない

デメリット：費用が保険に比べて高い　修理ができないことが多い（修理すること自体が少ないです）どこの歯科医院でも作れるわけではない

＊装着時からフィット感がよく違和感なく使用いただいています。調整もしていません。

こちらは金属をあえてたくさん使った義歯になります。

上記の方のやりかえですが、金属にすることで強度をあげて少し小さくし異物感を軽減しています。が噛めるようにしています。

＊現在金属価格の高騰で費用は30万円ほどしますが、装着してから調整いらずで、ご使用いただいております。

高くても良いものを

入れ歯は歯がない部分を補いかつ毎日の食事や会話といった機能性だけでなく、唇を支え顔の自然な膨らみや見た目の改善を支える重要な部品です。しかも毎日使用するため、体にフィットしている方がイライラせずご自身の大切な時間を自然に過ごすことができると考えています。保険の入れ歯が悪いわけではありませんが、より良い時間を違和感やお痛みのない自然で快適に過ごしていただきたいと考えています。お口の中ってすごく繊細ですよね。