インビザラインのよくある質問はこちらも参考にして下さいませ>>
目次
インビザライン矯正を始めるにあたって
インビザラインはここ5年ほどでかなり、普及してきたと思います。すごく良い結果を残されている先生方も沢山いらっしゃいます。しかし、お客様の協力なしには上手くいかないこともしばしばあります。協力が得られないと、矯正が進まないだけでなく様々な問題が発生してしまいますので、どんなリスクがあるのか担当医にしっかり聞いて下さい、またご自身の生活環境で出来そうか否かもしっかり相談して下さい。
マウスピースの装着時間をしっかり守りましょう
マウスピース型の矯正装置はワイヤー矯正と違ってマウスピースをはめていないと歯が動きません。またつけ外し多いのもNGです。トータルでつけている時間も重要ですが、つけ外しの頻度も極力少なくする方が良いです。個人的な意見ですが、付けていない時間はつけている時の3倍くらいのスピードで後戻りして行きます。しかも動いたところを戻る訳でなくランダムな方向に動いてしまいます。8時間外していると8×3=24時間で1日の装着努力が無駄になってしまう計算です。
チューイーを侮ってはいけません
マウスピースをはめた後、サラミの様な形状のチューイーをしっかり噛んでいただき、マウスピースと歯列を密着させるようにして下さい。マウスピースは次の段階に進むためにほんの少しズレて作られています。チューイーをしっかり噛んで歯列をそのズレにフィットさせる必要があります。これが出来ないと歯列が型にハマらず、結果歯が思うように動かない状況になってしまいます。
マウスピース飲み会の席で忘れて無くしました!
飲み会だけでなく、外食時のあるあるです。まず第一にお店でマウスピースを外したら必ず!すぐに!カバンにしまって下さい。「あとで」は必ずと言って良いほどなくすし、忘れてしまいます。
それでもなくした場合はできるだけ早くクリニックに連絡を入れて指示を仰いでください。
- 何枚目のマウスピースの紛失か
- それを何日使用していたか
- アタッチメントは外れていないか
- なくしたマウスピースとご自身の歯の浮きはなかったかなど
クリニックに伝えて下さい。
「アタッチメントが取れた。まぁ次回でいいか」はNGなことも
アタッチメントは歯を動かす上で重要な要素の一つです。取れてしまったり、すり減ってきたりしたらクリニックに相談して下さい。
ちゃんと定期検診は行きましょう
定期検診時には前後のマウスピースを持参してくださいと言われることが多いかと思います。忘れずに持参してください。また時々外してご来院される方もいらっしゃいますが、現在のマウスピースのフィット状況も見ていますのでしたままご来院されることをお勧めいたします。
監修者情報
歯科医師 井沢一樹
国立鹿児島大学 歯学部 首席卒業
名古屋大学医学部附属病院 歯科口腔外科
聖霊病院 歯科口腔外科
湘南歯科クリニック 心斎橋院
湘南歯科クリニック名古屋院
ひめみやさくら歯科矯正歯科 開院