マウスピース矯正中、よくある質問で「妊娠がわかったんですがどうすれば良いでしょうか?」
というご質問を時々いただきます。
マウスピース矯正中に妊娠がわかったら
まずは産科の先生と矯正歯科の先生双方に相談しましょう!
矯正医と看護師の立場から
まずは悪阻の有無・程度とマウスピースが装着できるか否か教えてください。装着できる場合は体に負担がない程度で継続可能なことが多いです。ただこれから計画的に抜歯等の外科処置が必要だった場合などは、マウスピース矯正を契約されているプランの確認と産科主治医の確認が必要です。
計画を変更するのか・継続するのか・妊娠が終わるまで待つのかを決めていく必要があります。マウスピースの種類によっては計画変更できないものや、契約期間が1年と短いものもあるためです。また継続するにあたっても産科の主治医とは連絡を密にした方が良い場合もあります。また
自然分娩を計画されている方には、看護師としてお産に立ち会ってきた経験から、お産時にマウスピースを歯の保護のために使用することをお勧めいたします。
私は産科の研修を看護学生の時やオーストラリアのBoxHill病院でさせて頂きました。
自然分分娩では産婦様皆様かなり食いしばる方もいらっしゃいます。途中歯が欠けてしまう方もいらっしゃいました。(特に初産の方)
お産中も歯を守りましょう。
ただし、お産は何があるかわかりません、担当医や担当の助産師さんなどにはマウスピースを装着していることを必ず伝えておいてください。
当院へのお問い合わせやご予約はこちらからが便利です。
監修者情報
歯科医師 井沢一樹
ひめみやさくら歯科矯正歯科 院長
歯科医師 看護師 ケアマネージャー
国立鹿児島大学歯学部 首席卒業