滅菌器にはレベルがある
滅菌器と言っても実はたくさんあるのをご存知でしょうか?
簡単にお伝えすると、どこが滅菌できて、どこが滅菌できないかです!
滅菌器クラスB クラスS クラスNって?
私は元々看護師だったため、滅菌はクラスBが当然だと思っていましたが歯科ではなんと!!
表面だけ!しかも袋に入っていたら中まで滅菌できないものとか普通に売られていますし、そんなものを使っている歯科医院がごまんとあるのです!逆にとても驚きです!
歯科の場合はチューブ状になっているものが多く、陰圧をかけたのちに高圧蒸気で滅菌しないと、いくら圧力をかけたところで中まで滅菌することは不可能です!
しかものクラスB滅菌器の普及率はおそらく数%程度です。(何かで聞いた話です。)理由は簡単!
高いし、知っているお客様は少ないし、誰も見てないし、知らない歯科医療従事者が多いから。
当院の滅菌器はもちろんクラスBです
当院の滅菌器はもちろんクラスB滅菌器です!白水様のLisaという滅菌器を導入しています。
正直高いです。しかし、もし自分がお客様の立場ならこれを使ってもらいたいと思う筈です。
しかもガス滅菌器もありますので、高温で滅菌できないものもしっかり滅菌しています。
滅菌豆知識
歯科で普及率の高いクラスNやクラスSでは滅菌できないものが多いのがわかります。
お客様からは見えないところにコストをかけ、安心を提供しているクリニックを選んでいただけると
嬉しいです。
クリニック選びの一つの判断材料になれば幸いです。
監修者情報
歯科医師 井沢一樹
国立鹿児島大学歯学部 首席卒業
名古屋大学医学部附属病院 歯科口腔外科
聖霊病院歯科口腔外科
湘南歯科クリニック 心斎橋院 名古屋院
歯科医師 看護師 ケアマネージャー
〒467-0806 愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通5−1
仁さくらクリニックビル3階
確認しよう!
滅菌バックに入っているだけでは分かりません。歯科医院のホームページ等で確認しましょう!