コラム

保険の入れ歯が一概に悪いとは言えませんが、調整が必要なことが多いと思いませんか?当院でも入れ歯のご相談をたくさん頂きますが、保険の入れ歯が合わない、痛い、すぐ外れるなどのご相談がほとんどです。その原因の一部はお口の中を正確に型取りできないのが原因です。(もちろんこの他にも噛み合わせが原因や歯や顎の骨の場合もあります。)

お口の中は最強クラスの感覚センサー

お口の中って髪の毛1本で違和感を感じませんか?体に直接入ってくるものを感知しているのでそれくらい鋭い感覚を持つ器官です。

保険の材料で精度良くできないの?

結論から申しますと、極めて難しいと思います。よく粘土様のもので型を取ってもらった経験がおありかもしれませんがあれはとても簡便にできる反面、とても精度が良いとは言えないアルジネートと呼ばれるものです。

精度を高めるためにはどうすれば?

現状で精度良く型を取り、模型などに再現する場合、シリコン材料で型取りか口腔内スキャンを使用する方法になります。しかしこれらは健康保険では認められていないため、保険希望の方にはご使用いただけません。

どのくらい精度が違う?

アルジネートは個人的に70-80%程度、シリコン材料は99.5%以上だと思います。髪の毛って0.1ミリもないのですが、そこに70%程度のものでは粗く雑な模型しか作れないので話になりません。

監修者情報

国立鹿児島大学歯学部 首席卒業

名古屋大学医学部付属病院 歯科口腔外科

聖霊病院 歯科口腔外科

湘南歯科クリニック 心斎橋院 名古屋院

ひめみやさくら歯科矯正歯科 開院

医院情報

CLINIC

名古屋で審美歯科を専門に行う歯科医院

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